鍼治療の特徴

はりきゅうはツボ(経穴)療法というイメージもあるかと思いますが、どなたにもご理解していただきやすいよう、当院では解剖生理学に基づいてご説明させていただいています。

はり、きゅう、マッサージは“物理療法”と呼ばれる治療法です。
皮膚や筋肉や神経に刺激を与えて血行を改善することで、神経の働きを正常に戻したり、浮腫を取り除いたり、内臓の機能を整えたりすることができます。


マッサージに比べて、はり治療には抵抗感が強い方が多いと思います。
『宮廷女官チャングムの誓い』をご覧になった方は「あんなに太い針を刺すの!?」と驚いたかもしれませんが、現在日本で一般的に使われているものは0.18mm程度で、髪の毛より細いくらいです。痛みもほとんどありません。


なぜわざわざ“はり”なのか?それは、適切に使えばマッサージ以上の治療効果を引き出せるからです。
例えば、深いところにある筋肉や神経に直接刺激を与えたり、そのまま電気を流して筋肉を動かし血行を改善したりすることができます。

当院では、診察後に症状に最適な治療法を提案させていただきますが、抵抗感をお持ちの方にはり治療を無理に勧めることは絶対にいたしません。安心してご相談ください。

また、はりきゅうマッサージは主に神経や血管へ作用するものなので、糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方は効果が出にくいこともあります。
その場合は、栄養や運動習慣などを改善するアドバイスをしながら治療をさせていただきます。


皆さんが身体に関する悩みや不安を解消し、いきいきと人生を楽しんでいただけるよう、一生懸命お手伝いをさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。